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2次試験まであと1週間。持ち物とか当日の流れとか、いまさら聞けないことが多くて不安なんだけど…
こんなギモンに答えます。さきに結論から言いますと、
●持ち物は受験票・写真票/黒鉛筆かシャープペン(HB・B)/プラスチック消しゴム/鉛筆削り/時計/電卓の6つ
●時計はスマートウォッチ不可、電卓は関数電卓・記憶機能つき不可、机上1台まで
●スマホは電源を切ってバッグへ。ポケットに入れただけで不正行為の扱い
●遅刻は開始後30分まで入室可、ただし時間延長なし
●前日は新しいことをせず、事例IVの計算手順と当日の時間割を確認して寝る
令和8年度の中小企業診断士2次試験(筆記)は2026年10月25日(日)です。この記事は、連合会が公表している「令和8年度中小企業診断士第2次試験案内」(令和8年8月1日時点)の記載をもとに、前日と当日にやること・持ち物・会場でのルールを整理したものです。試験案内に書いてあることを、そのまま確認できる形にしていきますね。
【時間割】当日のタイムテーブルを頭に入れる
試験案内に記載されている時間割はこのとおりです。各事例80分・100点で、事例と事例のあいだに40分〜60分の休憩が入ります。
| 時間 | 科目 | 分数・配点 |
|---|---|---|
| 9:40〜11:00 | 事例I(組織・人事) | 80分・100点 |
| 11:40〜13:00 | 事例II(マーケティング・流通) | 80分・100点 |
| 14:00〜15:20 | 事例III(生産・技術) | 80分・100点 |
| 16:00〜17:20 | 事例IV(財務・会計) | 80分・100点 |
注意したいのは、昼休みは事例IIのあと(13:00〜14:00)で、午前中は事例Iと事例IIの間が40分しかないことです。朝食を抜くと事例IIの途中で集中が切れます。昼食は会場近くで買えるとは限らないので、前日に用意しておくのが安全です。
各時限の試験開始10分前ごろから問題用紙と解答用紙が配られます。配布が始まったら、机の上に置けるのは受験票・写真票と、認められた筆記用具だけです。

時間割は受験票にも印字されているけど、頭に入れておくと当日の動きが全然違いますよ。特に「事例IIのあとが昼休み」は要チェック!
【持ち物】試験案内に書かれている6つ
試験案内の「試験当日に持参するもの」に挙がっているのは次のとおりです。
●受験票・写真票(10月13日発送。Web申込システムの申込確認票や領収書では代わりになりません)
●黒鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB程度)
●消しゴム(プラスチック製)
●鉛筆削り
●時計(条件あり・下記)
●電卓(条件あり・下記)
持ち物1つひとつの詳しいチェックポイントは2次試験の持ち物と当日の流れにまとめています。
時計の条件:スマートウォッチと音の出るものは不可
時計は持ち込めますが、スマートウォッチなどのウェアラブル端末、通信・計算・撮影・辞書などの機能がついたもの、秒針などの音がするもの、キッチンタイマー、大型のものは、机の上に置くことも身につけることもできません。試験会場の時計はあてにせず、音のしないアナログかデジタルの腕時計を1つ用意しておきましょう。
電卓の条件:四則計算・√・%・メモリまで。関数電卓は不可
使えるのは「いわゆる携帯用電卓」で、四則計算・√・%・数値メモリといった単純な計算機能のものです。サイズはおおよそ縦180mm・横100mm・高さ30mm以内が目安で、机の上に置けるのは1台だけです。
次のものは使用禁止と明記されています。関数電卓/プログラムの入力機能や記憶機能を持つもの/電子手帳・携帯電話などに付属する電卓/記録紙の出るもの/他の受験者の妨げになる音の出るもの。使えるかどうかの最終判定は監督員が行います。普段の勉強で使っている電卓が条件に合っているか、前日に確認しておいてください。

電卓は「予備」も持っていくと安心です。ただし机の上に出せるのは1台だけ。2台目はバッグの中に入れたままにしてくださいね
【重要】スマホ・スマートウォッチは「バッグにしまう」まで
試験案内で最も強い書き方になっているのがここです。携帯電話・スマートフォン・ウェアラブル端末・その他の通信機器・イヤホンは、机の上に置くことも、ポケットなどに身につけることも、使用することもできません。試験開始前に必ず電源を切り、バッグにしまって、バッグは足元に置きます。
これが守られていない場合は不正行為として対処するとされ、該当者は直ちに退室、それ以降の科目は受験禁止、全科目の成績が無効になります。「電源を切ってポケットに入れておいた」でもアウトです。会場に着いたら、席につく前にバッグへ入れる習慣にしておきましょう。
【会場のルール】遅刻・途中退室・問題用紙の扱い
| 場面 | 試験案内の記載 |
|---|---|
| 遅刻した | やむを得ない事情なら試験開始後30分まで入室可。ただし試験時間の延長はなし |
| 途中退室 | 開始後30分間と終了前5分間は退室不可。退室時に問題用紙は持ち帰れない |
| 問題用紙 | その科目の試験が終わってから持ち帰れる(再現答案を作るときに必要) |
| 解答用紙 | 監督員の指示に従って必ず提出。持ち帰り不可 |
| 体調不良 | 必ず監督員に申し出て指示に従う。時間の延長はなし |
| 終了の合図 | 合図と同時に筆記用具を置く。合図後の記入・修正は不正行為 |
問題用紙を持ち帰れるのは大切なポイントです。試験が終わったあとに再現答案を作るとき、自分がどう書いたかを思い出す手がかりになります。途中退室すると持ち帰れないので、時間が余っても最後まで席にいるのがおすすめです。
【前日】やること・やらないこと
●持ち物を上のリストどおりに机に並べて、バッグに入れる(受験票・写真票は最初に)
●電卓が条件に合っているか、電池が切れかけていないかを確認する
●会場までの経路と所要時間、最寄り駅からの徒歩時間を調べる。受験地区は1次と違うので、思い込みで動かない
●昼食と飲み物を用意する
●事例IVの頻出論点(CVP・NPV・CF計算)の手順だけをノートで見直す。新しい問題は解かない
●時間割を見て、起床時刻から逆算して寝る
前日に模試や過去問を通しで解くのはおすすめしません。できなかった問題が出ると不安だけが残り、睡眠の質に響きます。前日に点数が上がる勉強はないので、「落とさない」ことに専念する日にしてください。事例IVの詳しい対策は事例IVの攻略法に、事例I〜IIIの解答手順は事例I〜IIIの解き方にまとめています。

当日の朝に「あれ忘れた!」ってなるのが一番怖い…

だから前日のうちにバッグに入れるところまでやっておくんです。当日の朝は、入っているかを見るだけ。それで朝の判断を減らせます
【当日】試験が終わったら、その日のうちに再現答案
2次試験は記述式で、公式の模範解答は公表されません。合否は2027年1月13日(水)の発表まで分かりませんが、自分がどう書いたかは試験直後がいちばん正確に思い出せます。帰りの電車でも、その日の夜でもいいので、持ち帰った問題用紙を見ながら再現答案を作っておくのが、この試験の定番です。作り方は『ふぞろいな合格答案』の使い方で解説しています。
試験後の自己採点のやり方や各予備校の解答速報については、試験当日に公開する別記事でまとめます。
よくある質問
受験票をなくしてしまいました。どうすればいいですか?
試験案内には、Web申込システムからダウンロードできる申込確認票や領収書は受験票・写真票の代わりにならないと書かれています。紛失した場合は、試験案内に記載の問い合わせ先(連合会)に早めに連絡して指示を受けてください。試験当日まで日がない場合は特に急ぎましょう。
シャープペンシルの芯は何でもいいですか?
試験案内では「黒鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB程度)」とされています。濃さはHBかBを選んでください。消しゴムはプラスチック製と指定があります。
電卓を2台持ち込んでもいいですか?
机の上に置けるのは1台だけです。予備をバッグに入れておくこと自体は禁止されていませんが、机上に出せるのは1台と覚えておいてください。
合格発表はいつ、どうやって確認しますか?
合格発表は令和9年(2027年)1月13日(水)で、インターネットのみで行われます。合否と科目ごとの点数は試験結果照会のWebページで確認でき、合格証書も同じページからダウンロードします(紙の合格証書は発行されません)。令和8年度から口述試験は廃止されたので、筆記試験の合格がそのまま最終合格です。
まとめ 中小企業診断士2次試験の前日・当日にやること
●持ち物は受験票・写真票/鉛筆かシャープペン(HB・B)/プラ消しゴム/鉛筆削り/時計/電卓
●スマートウォッチ・関数電卓は不可。スマホは電源を切ってバッグへ
●遅刻は開始後30分まで。開始後30分と終了前5分は退室できない
●問題用紙は終了後に持ち帰れる。その日のうちに再現答案を
●前日は新しい問題を解かず、手順の確認と準備だけで寝る
2次試験の全体像と8週間の勉強法は2次試験の対策はいつから?、令和8年度の変更点(口述廃止・日程)は令和8年度2次試験の変更点まとめをご覧ください。

ここまで来たら、あとは体調だけ。前日はちゃんと寝て、当日は持ち物チェックして会場に向かいましょう。応援しています!
●日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度中小企業診断士第2次試験案内」(PDF)
●日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度中小企業診断士第2次試験について(試験案内の概要)」
※2026年10月12日に各サイトを確認しています。
以上、いろなしでした!