『ふぞろいな合格答案』の使い方【2026年版エピソード19】2次試験の自己採点と再現答案のコツ

試験対策

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2次対策で「ふぞろい」って本をよく聞くけど、どれを買えばいいの?どうやって使うのが正解なんだろう

こんなギモンに答えます。

さきに結論から言いますと、

この記事の結論

●『ふぞろいな合格答案』は受験生の再現答案を分析して「合否の分かれ目」を示す本。模範解答が非公表の2次試験で、自己採点の基準になる

●まず買うのは最新の『エピソード19(2026年版)』(令和7年度対象・2,860円)

●使い方の核は「キーワード採点→合格答案との差を書き直す

●過去年度は『答案分析』『10年データブック』でカバーする

わたしもスタディング受講と並行して、2次の自己採点にはふぞろいを使う前提で計画を立てていました。シリーズの選び方と、点に変わる使い方を整理していきますね。

なぜ「ふぞろい」が必要なのか

2次筆記試験は、協会の「試験問題」ページで公開されているのは問題のPDFだけで、正解も採点基準も模範解答も公表されていません日本中小企業診断士協会連合会の試験ページ)。公表されるのは、合格発表日の午前中に協会サイトへ掲載される「出題の趣旨」だけです(令和8年度の第2次試験案内に記載)。つまり独学では「自分の答案が何点なのか」を知る手段が原理的にないんです。

そこで、合格者・不合格者から再現答案を集め、得点開示の結果と突き合わせて「どのキーワードを書いた人が受かっているか」を分析したのがふぞろいです。予備校の模範解答より「受験生が80分で書ける現実的な合格答案」が分かるのが最大の価値ですよ。

予備校の模範解答は「完璧すぎて真似できない」ことがあります。ふぞろいは「合格者もこの程度」が分かるので、目標設定が現実的になるんです

シリーズの選び方【2026年9月時点】

書籍対象年度発売・価格こんな人に
ふぞろいな合格答案 エピソード19(2026年版)令和7年度2026年8月1日(第1刷)・2,860円全員。最新年度の傾向把握に必須
ふぞろいな答案分析8令和5・6年度同友館オンラインストアでは2026年9月10日時点で表示なし(書店・通販で要確認)直近3年分を揃えたい人
ふぞろいな合格答案10年データブック平成19〜28年度4,950円多年度で古い過去問まで回す人

優先順位は「エピソード19 → 答案分析8 → 10年データブック」。10月25日の本試験まで時間が限られる今年の受験生は、エピソード19+答案分析8で直近3年分を回すのが現実的です。各年度の「合格答案」「A答案」「B答案」「C答案」の比較と、キーワードごとの加点表が載っています。

過去年度のふぞろいは絶版で中古価格が高騰することがあります。必要な年度分は早めに確保しておきましょう

点に変わる使い方【4ステップ】

ふぞろいの使い方

①80分で過去問を解く(時間を測って本番同様に)

②再現答案を書き出す(試験直後に清書。これが自己採点の材料)

③キーワード採点:ふぞろいの加点表で自分の答案に何点入るか数える

④合格答案との差を書き直す:足りなかったキーワードを与件文のどこから拾えたか確認し、答案を書き直す

肝は④です。採点して終わりにすると「点数を知っただけ」で成長しません。「なぜその要素を拾えなかったのか」を与件文に戻って確認し、書き直す。この1往復が、次の事例での得点に変わります。

ふぞろい採点の注意点

ふぞろいの採点はあくまで「受験生の再現答案から推定した基準」で、協会の採点そのものではありません。キーワードが入っていても因果がつながっていない答案は本番で点が入らない可能性があります。「事例I〜IIIの解き方」で書いた「与件文の言葉+因果」の型とセットで使ってくださいね。

ふぞろいで「合格者もここまでしか書けていない」と分かると、肩の力が抜けて答案が安定しますよ!

再現答案は「試験直後」に作る

本番でも、試験終了後その日のうちに再現答案を作る習慣をつけておきましょう。理由は3つあります。

再現答案を作る理由

●予備校の解答速報やふぞろい基準で自己採点ができる(合格発表まで2か月半の不安が減る)

●不合格時に得点開示と突き合わせて翌年の対策が立てられる

講座の合格特典(アガルートの全額返金は再現答案の提出が条件)に必要

数日経つと驚くほど思い出せなくなるので、練習のときから「解いたら即再現」を癖にしておくのがおすすめです。

ふぞろい+αで足りないもの

ふぞろいは「採点基準」は与えてくれますが、「自分の文章のクセ」は指摘してくれません。独学で伸び悩んだら、講座の添削を組み合わせるのが近道です。スタディングの2次コース(29,700円)はAI添削が最大300回、クレアールやアガルートは人による添削。違いは「2次試験対策の講座比較」にまとめています。

「ふぞろいで採点の目を養い、添削で文章のクセを直す」。この組み合わせが独学派の最短ルートです

最新版『エピソード19』の中身を出版社の公式情報で確認しました【2026年9月10日時点】

2026年9月10日に、発行元の同友館の商品ページで最新版の中身を確認しました。「買う前に何が載っているか知りたい」という人は、この表を目安にしてください。

項目出版社ページの記載
書名2026年版 中小企業診断士2次試験 ふぞろいな合格答案 エピソード19
編者ふぞろいな合格答案プロジェクトチーム
判型・ページ数B5判・288ページ
定価2,860円(本体2,600円+税)
第1刷2026年8月1日
対象令和7年度の2次試験を受けた人から集めた再現答案
主な内容
第1章 巻頭企画2次試験の実像と本書の活用方法/試験合格の先にあるもの
第2章 ふぞろいな答案分析実際の答案を多面的に分析。「合否の分かれ目」を事例ごとに解説
第3章 合格者による再現答案合格者5名の80分間のドキュメントと再現答案、勉強法、当日の思考・行動
第4章 巻末企画再現答案の統計分析から見た令和7年度試験の特徴/2次試験とは別の道(養成課程)/2次試験勉強での生成AI利用/読者のお悩み座談会/受験生支援団体の情報まとめ

第4章には生成AIの使い方や、2次試験とは別ルートの養成課程の話まで入っています。2次でつまずいたときの選択肢も一緒に知っておけるのはありがたいですよね

養成課程の費用や選考日程は中小企業診断士の養成課程とは?で公式情報をもとにまとめています。

2次試験の過去問は協会のページで19年分が無料公開されています

ふぞろいで採点するにしても、そもそも過去問の問題文はどこで手に入れればいいの?

問題文そのものは、日本中小企業診断士協会連合会の「試験問題」ページで無料公開されています。2026年9月10日に確認したところ、2次試験は平成19年度から令和7年度までの19年分(事例I〜IV)がPDFで掲載されていました。

過去問とふぞろいの組み合わせ方

●問題文は協会の「試験問題」ページのPDFを印刷して使う(19年分・無料)

●協会のページに載っているのは問題だけで、解答や採点基準はないので、答え合わせにふぞろいを使う

●ふぞろいの対象年度と、解く過去問の年度をそろえる(エピソード19なら令和7年度の問題)

●答案分析シリーズは、同友館のオンラインストアでは2026年9月10日時点で最新号の取り扱い表示が見当たりませんでした。必要な人は書店や通販で在庫を確認してください

問題文はタダで19年分そろうので、お金をかけるのは「採点の基準」になる本だけで十分です。まずは令和7年度の問題とエピソード19をセットで回すところから始めてみてくださいね

よくある質問

『ふぞろいな合格答案』はどう使えばいいですか?

過去問を80分で解いたあと、掲載されているキーワードで自己採点し、点が入らなかった理由を書き出して同じ事例を書き直す、という順番で使います。

最新版はどれですか?

エピソード19(2026年版)が最新で、令和7年度の本試験が対象です。過去年度を扱いたい場合は答案分析シリーズが対応しています。

何年分そろえるべきですか?

直近5年分をカバーできると安心です。すべて最新版で買う必要はなく、答案分析シリーズで過去年度を補う方法もあります。

ふぞろいだけで2次対策は足りますか?

自己採点の基準としては十分機能します。ただし答案の因果関係の甘さは自分では気づきにくいため、伸び悩んだら添削を検討してください。

2次試験の過去問はどこで手に入りますか?

日本中小企業診断士協会連合会の「試験問題」ページで、平成19年度から令和7年度までの19年分の2次試験問題(事例I〜IV)がPDFで無料公開されています(2026年9月10日時点)。公開されているのは問題だけで、解答や採点基準は載っていないため、自己採点にはふぞろいのような再現答案の分析本を組み合わせます。

まとめ ふぞろいな合格答案の使い方

まとめ

●模範解答非公表の2次試験で、自己採点の基準になる本

●まずはエピソード19(2026年版)、次に答案分析8で直近3年分

●使い方は「解く→再現→キーワード採点→書き直す」の4ステップ

●再現答案は試験直後に作る癖を。文章のクセは講座の添削で補う

事例IVの対策は「事例IVの攻略法」、8週間の全体プランは「2次試験の対策はいつから?」をどうぞ。

以上、いろなしでした!