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診断士ゼミナールの「3年間受講延長無料」って本当?なにか裏があるんじゃないの?
こんなギモンに答えます。
さきに結論から言いますと、
●1年分の受講料で、最新講座を3年間受講できる本当の制度
●2年目・3年目の受講料は無料。教材も毎年最新版に更新される
●ただし冊子・DVDなどのオプションは2年目以降も別料金
●多年度受験が多い診断士試験と抜群に相性がいい
※わたし自身が受講して合格したのはスタディングです。診断士ゼミナールについては、公式サイト・受講規約・公開されている受講者の声をもとに調査し、スタディング受講経験との比較という視点で書いています。料金や特典は執筆時点の公式情報で、変更されることがあります。
診断士試験は1次と2次を合わせるとストレート合格率が数%という試験。2〜3年かけて合格するのがむしろ普通なんです。だからこの制度が効いてくる、という話を順番にしていきますね。
3年間受講延長無料制度とは
診断士ゼミナールに申し込むと、その年の試験で合格できなくても、翌年・翌々年の最新講座を無料で受講できる制度です。たとえば2027年度合格目標で申し込んだ場合、2029年度分まで受講できるイメージですね。
ポイントは「同じ教材を3年間使える」ではなく、毎年改訂される最新版の講義・教材が提供されること。診断士試験は法改正や中小企業白書の更新で毎年内容が変わるので、ここは重要な違いなんですよ。

古い教材の使い回しではなく「最新版に更新される」のがこの制度の価値です。特に経営法務と中小企業経営・政策は毎年変わりますからね
多年度受験でどれだけお得になるか
| 受験年数 | 支払い総額 | 1年あたり |
|---|---|---|
| 1年で合格 | 59,780円 | 59,780円 |
| 2年で合格 | 59,780円 | 29,890円 |
| 3年で合格 | 59,780円 | 約19,927円 |
他社では2年目に「更新版」の購入(数万円)が必要になるのが一般的です。3年かけた場合、1年あたり約2万円で最新講座が使えるのは、業界でも診断士ゼミナールだけの水準ですよ。

「落ちたらまたお金がかかる」というプレッシャーがないだけで、精神的にかなりラクになりますよね!
注意点:無料にならないもの
●印刷(冊子)テキストのオプション(毎年度分は別料金)
●映像講義DVDのオプション
●受験手数料(1次17,200円・2次15,100円)はもちろん毎年必要
「講座の受講」は無料で延長されますが、紙のテキストを毎年もらいたい場合はオプション料金がかかります。PDF運用なら追加費用ゼロで3年戦えますよ。

公式サイトには延長の申請手続きについて詳しい記載がありません。申込前に「延長に申請が必要か」は公式に確認しておくと安心です
スタディングの「更新版」と比べると?
わたしが受講したスタディングの場合、不合格だった翌年は「更新版」を購入して継続します(ミニマム29,700円〜。通常より割安ですが有料)。
| 診断士ゼミナール | スタディング | |
|---|---|---|
| 2年目の費用 | 無料(3年目まで) | 更新版 29,700円〜 |
| 教材の更新 | 毎年最新版 | 毎年最新版 |
| 学習スタイル | 動画DL+PDFテキスト | スマホ完結・学習管理システム |
「複数年かかりそうだから費用を固定したい」なら診断士ゼミナール、「スマホの学習システムで1年集中」ならスタディング、という棲み分けになります。詳しくは「スタディングと診断士ゼミナールどっちがいい?」で比較していますよ。
この制度に頼りすぎない、という視点も
ひとつだけ逆説的なことを言うと、「3年あるから大丈夫」と思うと勉強のペースは確実に落ちます。制度は保険と考えて、計画はあくまで1年合格で立てるのがおすすめです。1年で受かれば、延長制度は使わないのが一番おトクですからね。
1年合格のスケジュールは「勉強時間は1000時間?科目別配分と1年スケジュール」にまとめています。

「保険はあるけど使わないつもりで走る」のが一番いい使い方ですよ!
他社の「2年目」はいくらかかる?【2026年9月時点】
「3年間無料」がどれくらいおトクなのかは、他社で2年目を迎えたときにいくら請求されるかと並べてみるとハッキリします。各社の公式サイトで2026年9月時点の金額を確認しました。
| 講座 | 2年目に追加で必要な費用 |
|---|---|
| 診断士ゼミナール | 0円(3年間受講延長無料) |
| スタディング | 更新版が必要。29,700円〜(ミニマム)/36,900円〜(スタンダード)/39,900円〜(パーフェクトサポート) |
| クレアール | 最初から2年分のコース(2027・2028年合格目標)を選べば追加0円。ただしそのコースは一般価格310,000円→9月末日まで179,800円 |
| アガルート | 年度ごとの契約。再受講者向けの割引制度あり(割引率は公式で要確認) |
スタディングの「更新版」は、前年度のコースを買った人が最新年度版に乗り換えるための商品です。いちばん安いミニマムでも29,700円かかりますから、診断士ゼミナールならこの出費がまるごとゼロということですね。
クレアールのように「はじめから2年計画のコースを買う」という手もありますが、その場合は初期費用が跳ね上がります。初期費用を抑えたまま多年度に備えられるのが診断士ゼミナールの立ち位置です。各社の料金は「通信講座おすすめ比較」でまとめています。

2年目に3万円前後かかるのが業界の相場。そこがゼロになるのは、多年度前提の人には効きますよ
お祝い金・不合格者返金と組み合わせるときの注意点
診断士ゼミナールには延長制度のほかに「合格お祝い金(最大3万円)」と「不合格者返金(2万円)」があります。この3つはそれぞれ独立した制度ではありません。公式サイトの制度ページ(2026年9月時点)を読むと、次のことが分かります。
●お祝い金の対象は2029年度試験までに1次・2次に合格した方。3年間の延長期間とちょうど噛み合う設計になっている
●不合格者返金(2万円)の対象は2027年度の1次試験で399点以上、または2次試験で228点以上を取ったうえで不合格だった場合
●不合格者返金を受け取ると、その後の年度で合格してもお祝い金は受け取れない
●お祝い金の対象は1次2次プレミアムフルコースの申込者のみ(1次コース・2次コース単体は対象外)
見落としやすいのが3つ目です。1年目に惜しくも落ちて2万円を受け取ると、2年目・3年目に合格しても3万円のお祝い金はもらえません。金額だけで見れば差額1万円ぶん損をする計算になります。延長制度を使って多年度で走るつもりなら、返金制度には手を出さないほうがトクになるケースがあるわけですね。

「2万円もらえるならもらっておこう」と手続きすると、あとから3万円を逃すことになります。ここは順番を考えて!
お祝い金の条件は「合格お祝い金は本当に3万円もらえる?」で詳しく書きました。申し込み前に知っておきたい弱点は「診断士ゼミナールのデメリット5つ」もあわせてどうぞ。
1年目の教材はいつ届く?配信スケジュールから見る延長制度の価値【2027年度講座】
延長制度のありがたみがいちばん実感できるのが、この話です。診断士ゼミナールの教材は申し込んだ日に全部そろうわけではありません。公式「よくある質問」には、2027年度講座の送付・配信スケジュールが次のように載っています(2026年9月14日確認)。
| 講座 | 配信・送付の予定 |
|---|---|
| 1次基礎講座:入門道場 | 2026年8月中旬 |
| 1次基礎講座:企業経営理論 | 2026年9月中旬 |
| 1次基礎講座:財務・会計 | 2026年10月中旬 |
| 1次基礎講座:経済学 | 2026年11月下旬 |
| 1次基礎講座:運営管理 | 2026年12月下旬 |
| 1次基礎講座:経営情報システム | 2027年1月下旬 |
| 1次基礎講座:経営法務 | 2027年2月下旬 |
| 1次基礎講座:中小企業経営・政策 | 2027年4月中旬 |
| 2次対策(基礎) | 2027年5月中旬 |
| 1次直前講座 | 2027年6月中旬 |
| 2次対策(事例別) | 2027年8月上旬 |
公式FAQによると、一括での発送には対応していません。理由は「出題トレンドや法改正を反映させるため、毎年テキストと講義を更新していて、最新情報を盛り込むために随時発送している」から。テキスト・映像講義ともに年度ごとに更新していると明記されています。

えっ、2次の事例別講座が届くのは、1次試験とほとんど同じ時期ってこと…?
そうなんです。令和8年度の1次試験は8月に行われました。令和9年度の日程はまだ公表されていませんが、例年どおりなら2次の事例別講座は1次試験の直前か直後に届き、10月の2次試験までの約2か月半で使うことになります。1次直前講座も2027年6月中旬なので、1年目は「届いた科目から順番に仕上げていく」進め方になるわけですね。
●2027年度講座のスケジュールで9月中旬までに配信予定を迎えるのは、入門道場と企業経営理論の2つだけ。残りの科目は2027年8月上旬まで順番に届く(申し込み時期ごとの受け取り方は公式に要確認)
●公式は「次の教材が届くまではこの科目に集中する」という短期集中の進め方をすすめている
●映像講義は1回あたり130〜150分が目安。一度ダウンロードすれば何回でも見られる
●1年目で2次まで仕上げきれなくても、延長した2年目は年度更新された最新教材を最初から使える
●延長しても冊子テキスト・DVDのオプションは別料金

1年目は「1次に集中して、2次は届いた教材でまず全体をつかむ」。2年目に最新版の2次講座を最初からじっくり使う。3年間延長は、この配信スケジュールと組み合わせて考えると使いどころがはっきりしますよ
支払い方法や「解約・返金はできない」といった申し込み前のルールは「診断士ゼミナールの料金まとめ」、1次試験の科目合格をどう積み上げるかは「1次試験に落ちたときの科目合格の使い方」で詳しく解説しています。
よくある質問
3年間受講延長無料とはどんな制度ですか?
受講開始から3年間、追加費用なしで教材と講義を利用できる制度です。1年で合格できなかった場合でも、翌年・翌々年に費用が発生しません。
教材は毎年最新版に更新されますか?
更新されます。公式サイトでは「1年分の料金で最新の講座を3年間受講いただけます」と案内されており、2年目・3年目は法改正や統計を反映した最新年度版の教材・講義を利用できます。ただし印刷テキストやDVDのオプションは年度ごとに別料金です。
多年度受験を前提に選んでもいいですか?
費用面では合理的です。ただし「3年あるから」と気が緩むと学習が間延びしやすいので、初年度で決める意識は持っておきましょう。
他社に同じ制度はありますか?
無料で3年間というのは手厚い部類です。多くの講座は年度ごとの契約で、翌年度は更新版を割引価格で購入する形になります。
延長期間中でもお祝い金や不合格者返金は使えますか?
お祝い金は2029年度試験までに1次・2次へ合格すれば対象なので、延長した2年目・3年目に合格しても受け取れます(1次2次プレミアムフルコース申込者が対象)。ただし不合格者返金(2万円)を先に受け取ってしまうと、その後に合格してもお祝い金は受け取れません。どちらか一方だけです。
まとめ 3年間受講延長無料制度
●1年分の受講料59,780円で最新講座を3年間受講できる
●教材は毎年最新版に更新。3年使えば1年あたり約2万円
●冊子・DVDオプションは2年目以降も別料金
●制度は保険。計画は1年合格で立てるのがおすすめ
制度の最新の詳細は診断士ゼミナール公式サイトの制度ページでご確認ください。評判全般は「評判・口コミまとめ」、料金の全体像は「料金まとめ」をどうぞ。
以上、いろなしでした!