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令和8年度の1次試験、合格発表があったんだよね。合格率って結局どれくらいだったんだろう?
こんなギモンに答えます。
さきに結論から言いますと、
●令和8年度1次試験の合格発表は2026年9月1日(火)に行われました
●結果は合格者4,099人・合格率23.0%(受験者数②17,829人ベース)
●科目別では経済学・経済政策8.5%と運営管理9.9%が難関でした
●日本中小企業診断士協会連合会(旧・中小企業診断協会)のサイトで受験番号をチェック
●2次試験の申込受付は9月18日(金)16:00で終了。次は10月25日(日)の筆記本番
●不合格でも「科目合格」を必ず確認する
ここからは順番に解説していきますね。
来年度の合格を目指してこれから始める方は、わたしが1次試験で使ったスタディングの無料お試しから触ってみてください。10月25日の2次筆記に向けた直前対策は2次試験対策講座の比較にまとめています。
令和8年度1次試験の結果【合格率23.0%・4,099人が合格】
2026年9月1日に合格発表があり、日本中小企業診断士協会連合会から統計資料が公表されました。まず全体の数字から見ていきます。
| 項目 | 人数・割合 |
|---|---|
| 申込者数 | 25,512人 |
| 受験者数①(1科目でも受験) | 21,147人 |
| 受験者数②(欠席科目なし) | 17,829人 |
| 試験合格者数 | 4,099人 |
| 試験合格率 | 23.0% |
合格率は23.0%。分母は「欠席した科目がひとつもない受験者(17,829人)」で計算されています。1科目でも受験した人(21,147人)を分母にすると19.4%なので、どちらの数字を見ているかで印象が変わる点は覚えておいてください。

診断士の1次試験は「7科目の総得点60%以上かつ40%未満の科目なし」で合格が決まる試験です。定員があるわけではないので、その年の問題の難易度によって合格率は動きます
科目別の合格率
| 科目 | 科目受験者数 | 科目合格者数 | 科目合格率 |
|---|---|---|---|
| 経済学・経済政策 | 16,777人 | 1,433人 | 8.5% |
| 財務・会計 | 17,474人 | 3,378人 | 19.3% |
| 企業経営理論 | 15,750人 | 5,179人 | 32.9% |
| 運営管理 | 15,838人 | 1,566人 | 9.9% |
| 経営法務 | 16,313人 | 1,796人 | 11.0% |
| 経営情報システム | 15,929人 | 3,540人 | 22.2% |
| 中小企業経営・中小企業政策 | 14,940人 | 1,737人 | 11.6% |
※「科目合格者数」に試験合格者は含まれません(協会の統計資料の定義による)。
令和8年度でとくに厳しかったのは経済学・経済政策(8.5%)と運営管理(9.9%)の2科目です。逆に企業経営理論は32.9%と大きく緩みました。この2科目で足を引っ張られた受験生は多かったはずです。

来年に向けて科目合格を狙う人は、この数字をそのまま来年の難易度予想に使わないでください。診断士の1次試験は科目ごとの難易度が年によって振れるのが特徴で、今年やさしかった科目が翌年に難しくなることは珍しくありません
受験者の顔ぶれ(年齢・勤務先・受験地)
統計資料には受験者の属性も載っています。「自分と同じような人が受けているのか」を確かめたい方向けに、要点だけ抜き出します。
| 年代 | 申込者数 | 試験合格者数 | 合格者の構成比 |
|---|---|---|---|
| 20歳未満 | 179人 | 14人 | 0.3% |
| 20〜29歳 | 3,521人 | 590人 | 14.4% |
| 30〜39歳 | 6,565人 | 1,199人 | 29.3% |
| 40〜49歳 | 7,053人 | 1,107人 | 27.0% |
| 50〜59歳 | 6,131人 | 924人 | 22.5% |
| 60〜69歳 | 1,865人 | 257人 | 6.3% |
| 70歳以上 | 198人 | 8人 | 0.2% |
申込者数がいちばん多いのは40代(7,053人)ですが、合格者数がいちばん多いのは30代(1,199人)です。合格者の最年長は76歳、最年少は18歳でした。
勤務先では民間企業勤務が16,259人(63.7%)で合格者2,616人と圧倒的多数。次いで政府系以外の金融機関勤務1,690人、公務員917人と続きます。受験地は東京が14,121人(合格2,347人)で全体の半分以上を占め、大阪4,388人、名古屋2,081人の順です。

30代・40代の会社員が中心という構成は、私が受験したときの実感とも一致します。働きながら受ける試験なので、勉強時間の確保が最大の関門になります
必要な勉強時間の目安は「中小企業診断士の勉強時間はどれくらい必要か」にまとめました。
令和8年度1次試験の合格発表はいつ・どこで見られる?
令和8年度の合格発表日は2026年9月1日(火)でした。日本中小企業診断士協会連合会のウェブサイトに合格者の受験番号が掲載されています。
例年、発表当日はアクセスが集中してページが重くなるんです。つながりにくくても慌てず、時間をおいて確認しましょう。科目ごとの得点や科目合格の結果も、連合会の試験結果照会ページ(ユーザIDと受験番号でログイン)で確認します。紙の合格証書や科目合格通知は発送されず、PDFでダウンロードする方式です(確認・ダウンロードは2027年3月31日まで)。

発表当日の朝はサイトが混み合うので、少し時間をずらすとスムーズに見られますよ
自己採点と合格基準のおさらい
1次試験の合格基準は「総点数の60%以上、かつ1科目でも満点の40%未満がないこと」が原則です。8月1日・2日の試験後に解答速報で自己採点した方は、おおよその結果は見えているはず。ボーダーライン付近の方も、マークミスの可能性は誰にでもあるので、必ず公式発表で確認してくださいね。
ちなみに前年(令和7年度)の1次合格率は23.7%でした。令和8年度はそれをさらに下回っています。この試験を通過しただけでも、大きな前進なんですよ。

4人に1人しか受からない試験です。合格していたら胸を張ってくださいね!
合格していたら:2次試験の申込受付は9月18日で終了しました
2次試験の申込受付期間は2026年9月1日(火)10:00〜9月18日(金)16:00で、すでに終了しています(2026年9月30日に連合会のサイトで再確認)。発表日と申込開始日が同じ9月1日だったため、毎年「発表を見て安心しているうちに締切を過ぎていた」という事故が起きる日程でした。なお、コンビニ決済・銀行ネット決済(ペイジー)を選んだ人の入金期限は受付最終日の翌日の9月19日(土)で、こちらもすでに過ぎています。
2次筆記試験は2026年10月25日(日)。発表から筆記試験まで約8週間しかありません。しかも令和8年度から口述試験が廃止されて、筆記一発勝負になりました。

「発表を見て安心して、申込を忘れてた…」という事故が毎年あります。来年受ける人は、発表日=申込開始日だと覚えておいてくださいね
→ 8週間で間に合わせる勉強法は「中小企業診断士2次試験の対策はいつから?」にまとめています。
申込受付のポイントを振り返る【令和8年度第2次試験案内】
申込の細かいルールは、連合会が8月31日に掲載した第2次試験案内(PDF)に書かれています。今年の受付はすでに終わりましたが、来年以降に受ける人の参考になるよう要点を表に残しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受付期間 | 9月1日(火)10:00〜9月18日(金)16:00(受付は終了)。Web申込システムのみ(紙の試験案内の配布や払込用紙での申込はなし) |
| 入力に必要なもの | 1次試験に合格したときの受験番号 |
| 費用 | 受験手数料15,100円(非課税)+オンライン決済の事務手数料525円(税込) |
| 支払い方法 | コンビニ決済・銀行ネット決済(ペイジー)・クレジットカード |
| 支払いの期限 | クレジットカードは受付期間内。それ以外の方法は受付期間最終日の翌日(9月19日)まで |
| 実施地区 | 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7地区(那覇・金沢・四国の3地区では実施なし) |

コンビニやペイジーは翌日まで支払えますが、申込の手続きそのものは18日16:00で締め切りです。「支払いはあとでいいから」と申込を後回しにしないでくださいね
口述試験の廃止や受験地区の変更期限など、令和8年度の2次試験で変わった点は「令和8年度 2次試験の変更点まとめ」で詳しく解説しています。
申込が済んだ人へ:10月25日の時間割と合格発表日【連合会の試験案内で確認】
申込が終わったら、次に頭に入れておきたいのが本番当日の時間割です。2026年9月30日時点で連合会が公表している「令和8年度中小企業診断士第2次試験について(試験案内の概要)」で確認した内容を、そのまま表にしました。
| 時間 | 試験科目 | 配点 |
|---|---|---|
| 9:40〜11:00(80分) | 事例Ⅰ(中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ) | 100点 |
| 11:40〜13:00(80分) | 事例Ⅱ | 100点 |
| 14:00〜15:20(80分) | 事例Ⅲ | 100点 |
| 16:00〜17:20(80分) | 事例Ⅳ | 100点 |
朝9:40に始まって、終わるのは夕方17:20。80分の事例を4本、1日で解き切る長丁場です。事例Ⅰの開始から事例Ⅳの終了まで、休憩をはさんで7時間40分拘束されます。
●試験日:令和8年10月25日(日)
●合格発表日:令和9年1月13日(水)
●試験地区:札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7地区(那覇・金沢・四国では実施なし)
●受験手数料:15,100円(非課税)+オンライン決済の事務手数料525円(税込)
●試験の方法:中小企業の診断および助言に関する実務の事例について、筆記で実施
●災害などで試験の実施に影響が出る場合は連合会のサイトに掲載されるため、直前に必ず確認する

直前期は、事例を1本ずつ解くのではなく本番と同じ時間割で4本通す練習を最低1回はやっておくと、事例Ⅳでの体力切れを防げます
残り期間の使い方は「中小企業診断士2次試験の対策はいつから?」と「2次試験対策講座の比較」も参考にしてください。
受験票・写真票が届いたらやること【10月13日発送予定・試験案内で確認】
申込を済ませた人に次に届くのが、受験票と写真票です。令和8年度第2次試験案内(PDF)には、届いたあとにやることと期限が細かく書かれています。2026年9月30日に原文を読み直して、期限のあるものを表にしました。
| やること | 期限・ルール(第2次試験案内より) |
|---|---|
| 受験票・写真票を受け取る | 10月13日(火)に普通郵便で発送される予定 |
| 受験地区が申込内容と違っていたら連絡する | 10月19日(月)までに連合会へ電話。この日を過ぎた連絡には対応してもらえない |
| 10月19日を過ぎても届かない | 試験当日に、受験する会場で再発行してもらう。手続きは10月19日を目途に連合会のサイトに掲載される。会場が複数ある地区は、電話で自分の会場を確認する |
| 住所・氏名などの誤りを直す | 受験票が届いてから10月26日(月)12:00までに、Web申込システムで訂正する。受験票に書き込んで持参しても変更にはならない |
| 写真票に写真を貼る | 縦4.5cm×横3.5cm、最近6か月以内に撮影、脱帽・正面向き・背景は無地。印画紙か写真専用紙に限る(コピー用紙に印刷したものは不可)。のり付けして、上下を透明なセロハンテープで留める |
| 本人確認書類を用意する | 写真が不鮮明な場合などに本人確認をされることがある。運転免許証・社員証・学生証など写真つきのもの |

申込のときにダウンロードした確認票や領収書があれば、受験票がなくても受けられる?
受けられません。試験案内には、Web申込システムからダウンロードできる申込確認票や領収書は「受験票・写真票の代わりとはなりません」と明記されています。当日は、郵送で届いた受験票・写真票を必ず持っていきましょう。
●8:00 会場ごとの「受験番号・試験室対応表」が連合会のサイトに掲載される予定
●8:40 試験室への入室開始(それより前は入室できない)
●9:10まで 1時限目の開始30分前までに入室して、受験票と同じ番号の席に着く
●9:25ごろ 注意事項の説明が始まる(開始15分前ごろ)
●9:40 事例Ⅰ開始。写真票は最初の科目が始まったあとに監督員が回収する
●やむを得ない事情で遅刻した場合、入室できるのは試験開始後30分まで(試験時間の延長はなし)

スマートウォッチは時計としても使えません。身に着けているだけで不正行為として扱われるので、秒針の音がしない普通の腕時計を用意しておきましょう
試験会場は7地区・8会場の予定で、連合会が9月25日に会場名を公表しています。地区ごとの会場は「令和8年度 2次試験の変更点まとめ」に表でまとめました。事例Ⅳで使える電卓のルールは「事例IVの攻略法」で解説しています。
不合格だったら:科目合格を確認して来年へ
総点で届かなかった場合も、60%以上取れた科目は「科目合格」になります。翌年度と翌々年度の1次試験でその科目の免除を申請できるので、どの科目が残ったかで来年の戦略が大きく変わるんです。連合会の試験結果照会ページ(確認・ダウンロードは2027年3月31日まで)で必ず確認しましょう。
→ 詳しくは「1次試験に不合格だったら読む記事」で、科目合格を活かしたリベンジ戦略を解説しています。
【9月11日公表】熊本地震で1次試験を受けられなかった人への救済措置
令和8年熊本地震の影響で1次試験を受けられなかった申込者に向けて、連合会が2026年9月11日に救済措置を公表しました。対象になりそうな方は、まず次の条件を確認してください。
| 項目 | 内容(連合会のお知らせより) |
|---|---|
| 受験手数料の返還 | 17,200円。オンライン決済の事務手数料は返還の対象外 |
| 科目免除期間の延長 | 令和6年度の科目合格者は2028年3月31日まで、令和7年度の科目合格者は2029年3月31日まで、それぞれ1年延長 |
| 申し出の範囲 | 返還と延長のどちらか一方だけの申し出も可能 |
| 対象外になる人 | 試験日のいずれかで1科目でも受験した人 |
| 受付期間 | 2026年9月11日(金)〜10月27日(火)(受付期間内の日付印有効) |
| 申し出の方法 | 所定の申出書を郵送(直接の持ち込みは不可)。受験番号の記入が必要 |
| 返還の時期 | 記載内容の確認後、2026年12月末に振込予定 |

途中まで受験して、2日目だけ行けなかった場合はどうなるの?
お知らせでは「試験日のいずれかにおいて1科目でも受験した方」は対象外と明記されています。1日目に1科目でも受けていれば、2日目に行けなかったとしても救済措置の対象にはなりません。科目合格の免除期間や来年の作戦については「1次試験に不合格だったら読む記事」もあわせて読んでみてください。
これから目指す人へ:来年に向けて始めるなら今
「来年の1次試験を受けよう」と考えている方にとって、実は今(9月前後)が学習スタートのベストタイミングなんです。1次試験は7科目で1,000時間前後の勉強が必要と言われていて、来年8月の試験から逆算すると、今始めれば1日3時間ペースで間に合う計算になります。

わたしはスタディングで7ヶ月でした。今から始めれば時間はたっぷりありますよ!
講座選びは「中小企業診断士の通信講座おすすめ比較【2026年最新】」を参考にどうぞ。
よくある質問
令和8年度1次試験の合格発表はいつですか?
2026年9月1日に発表されました。連合会のウェブサイトに合格者の受験番号が掲載され、合格証書や科目合格通知は紙では送付されず、連合会の試験結果照会ページからPDFでダウンロードします。令和8年度の結果は申込者25,512人・受験者(欠席科目なし)17,829人に対して合格者4,099人、合格率23.0%でした。
合格発表後にまずやることは何ですか?
2次試験の申込です。令和8年度の申込受付は9月1日から18日までで、すでに終了しています。申込期間が短いので、来年以降に受ける人は発表当日に手続きを進めるつもりでいてください。
不合格だった場合はどうすればいいですか?
科目合格制度があるため、科目合格した科目は、翌年度と翌々年度の1次試験で申請すれば免除されます(申請しないと免除にはなりません)。次年度の受験計画を立て直しましょう。
自己採点で合格圏なら、発表を待たずに2次対策を始めるべきですか?
はじめるべきです。筆記試験は10月25日で、発表を待つと準備期間が実質8週間を切ります。
熊本地震の影響で1次試験を受けられませんでした。受験料は返ってきますか?
令和8年熊本地震の影響で受験できなかった申込者は、申し出により受験手数料17,200円が返還されます(オンライン決済の事務手数料は対象外)。令和6年度・令和7年度の科目合格者は、科目免除期間を1年延長する申し出もできます。ただし試験日のどちらかで1科目でも受験した人は対象外です。申出書の郵送受付は2026年10月27日(日付印有効)までです。
まとめ 中小企業診断士1次試験の合格発表
●令和8年度の合格発表は2026年9月1日(火)。結果は合格者4,099人・合格率23.0%
●科目別は経済学・経済政策8.5%、運営管理9.9%が難関。企業経営理論は32.9%
●2次試験の申込受付は9月18日16:00で終了。筆記は10月25日(日)、合格発表は2027年1月13日(水)
●不合格でも科目合格を確認して来年の戦略を立てる
●来年組は今が学習スタートの好機
●日本中小企業診断士協会連合会「令和8年熊本地震に伴う災害の影響により第1次試験を受験することができなかった受験申込者の皆さまへ」
●日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度中小企業診断士第2次試験について(試験案内の概要)」(日程・時間割・受験手数料)
●日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度中小企業診断士第2次試験会場について」
※2026年9月30日に各サイトを確認しています。
以上、いろなしでした!